「フードファディズムから考える食育」

「フードファディズム」ということばを、聞いたことはありますか?

〇〇〇と言う食品にこんな効果がある。
とメディアの情報が流れると、その食品を買う人が殺到し店頭からその食品がなくなる。

ひとつの食品に関して過分、過大に効果を期待すること。
それを、「フードファディズム」といいます。

メディアを通して知った食品の効果に過大に期待する心理の向こう側には
“健康でありたい”という願望があるはずです。

そして、その健康でありたいという願望の向こう側には
“しあわせに暮らしたい”という願いが込められているはずです。

ひとつの食品を食べ続けることがしあわせな生き方に通じているのか。

いろいろな食材や食べ方を、旬や地域で美味しく食べること。
いろいろな人といろいろと一緒に食べる機会があること。
ひとつの食品が急激に売れることが製造、生産、販売にたずさわる人たちにとってしあわせに通じているのか。
そんな食卓を通して、一人一人が自分で自分に合った食品を選択する力こそ、「食育」ではないかなとおもうのです。

「今日のおすすめ」を読んでくださって、ありがとうございます。
石原奈津子


おいしいハート

「人」を「良くする」 食と人をとおして 笑顔としあわせに通じる 生き方の提案をしています。

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