「ご先祖さまがだれ一人欠けても、ぼうやは生まれてこなかったんだよ」。
沖縄を舞台にオバァが語りかける
草場一壽さんの絵本『いのちのまつり 〜ヌチヌグスージー〜』。
当初は自費出版だったこの絵本はいまでは教科書の副読本になり、世界中で30万部以上も発売されています。
私たちがこうして生まれてきたこと。
そのことがすでに奇跡。
ご先祖さま一人一人が病死もせず、戦死もせず、事故にもあわずに生きつながえてこそ。
私たちは生まれてきました。
その命をたどっていくと…。
命はずっとずっとつながっていた。
そのかず、なんと!!
◯◯人。
その数の多さに驚きます。
ご先祖さまはすごい人数、
まちがいなくそこに存在していたのです。
ずっとずっとつながっている私たち。
そんな命の大切さに気づく絵本です。
そして、ご先祖さまが食べてきたものがつながって、いまのこの私たちのからだはできています。
食べては出したものがまた、未来の命へとつながっていきます。
見えてる私たちのからだは、見えない食でもできています。
まだ目に見えない未来がより幸せにあふれた社会になるように、
自分と未来につうじる食を選ぶ力を、
一緒に学びませんか?
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