「愛情はなによりもの“薬”」
母が寝たきりの祖母を介護していたときの
口ぐせ。
目に見えない“愛情”で
丁寧に祖母と向き合っていた12年間は、
肉体的にも精神的にも母にとっては
過酷だったはず。
でも、
母は笑顔で私たち家族にも
身近な人たちにたいしても
いつも愛情を注いでくれていた気がする。
それは母と向き合う日常のあたり前の
「食卓」で感じていた。
笑顔あふれる食卓
こころ落ち着く食卓
無言でも気にならない食卓
語り合える食卓
知らない人や知っている人が一緒の食卓
そのままでいられる食卓が
私にとっての
母と向き合う「食卓」だった。
だから
そんな「食卓」をふやしていきたい。
そのままでいられる、
そのままで喜べる場所。
“愛情”は目には見えないけど
生きる力につうじる薬だから…。
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