”一人で生きてはいない“
そのことを教えられるのは
困ったことが起きたり、
悲しい出来事に遭遇し救われたり、
助けられたりしたときかもしれない。
そして誰よりも私を必要としてくれている
存在があると実感するときかもしれない。
自分のことを必要とし大切に大事にしてくれる存在があるのだと体感したとき、
「生きる力となる愛の偉大さ」を感じ、
その存在に感謝が溢れ
不思議なほどに生きる力がみなぎるのを
体感できるはず。
私はこの存在があるからこそ生かされているのだと…。
今読んでいる一冊。
島根県松江市で妻となる「セツ」と出会った小泉八雲。
実生活を過ごしながらも日本人独特の超自然な存在への敬意を体感しつつ
作品を残している。
愛ある想像力(創造力)こそ無限の可能性へとつうじ愛を深めてくれる。
「夜空には一千の眼があり、
星空には一つの眼しかない。
だが、日没とともに、
世界じゅうの光が、消え失せてしまう。
知力には一千の眼があり、
情愛にはただ一つの眼しかない。
だが、愛が終わる時、
すべての生命が、消え失せてしまう!
————フランシス・ボーディロ 」
『小泉八雲 東大講義録〜日本文学の未来のために〜』より
肉体をもったこの人生は、おもうほどそう長くはないかもしれない。
ならば愛を信じて勇気をもって歩き出そう。
「真実の愛」に向かって。
新たな一歩をふみだそう。
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