死ぬ瞬間になにをおもうのだろうか?
母が亡くなるその瞬間に一人で立ちあったあの日。
なにが起こっているのかさえ理解できていなかった。
深く息を吐き出して、そして、深く息を吸ってを繰り返す母の姿。
それを数回繰り返したあと
最後に深く息を吸い込み眠るように…
そして、息を止めたあの瞬間。
今でも鮮明な記憶として
先程の出来事のように思い出すことが
できる。
私もいつか必ず迎えるあの瞬間。
明日かもしれないし
3年後かもしれないし
40年後かもしれない。
でも、いつその瞬間が起ころうとも
あー、仕方がないな。
迎えがきたな。
そうおもえる覚悟をもって
その瞬間を迎えたい。
自分に嘘をつかず
自分を裏切らず
死ぬ瞬間に
あきらめられる生き方を目指したいから…。
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