”百寿者”は「死」に直面すると、生きることに真剣に向き合うことができる…。
この週末、親友にもらった生姜糖パウダーを入れてホームベーカリーでパンを焼きながら、久々に『人生100年の習慣』を読み直してみました。
「100歳まで生きますよ。と言われる人より、60歳まで生きます」
と告げられた人のほうが幸せな残りの人生をイメージする。との調査結果が紹介されています。
死を身近に感じイメージできたほうが生きる意欲が湧くらしいのです。
先週は80歳代の恩師から下記のようなLINEも届きました。
先の「先」も大事だけど、やはり「今」が大事。
先人の知恵や人生の先輩方から学びながら、謙虚さと感謝と人生のチャレンジを忘れずに生きたいな。
人生に狂うほどの情熱をもって…⁈
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以下、恩師からのメッセージの一部
『坂本龍馬は「自我狂」という字を好んで書きました。吉田松陰は「諸君、狂いたまえ」と若者たちを鼓舞しました。
また「狂をなし愚をなすも 我れいずくんぞ憂えん 我れは我が志を行わんのみ」と詠った山形有朋は自らを「狂介」と称しました。
明治維新を起こしたのは、こうした狂った人間たちですよ。
ローマの哲学者セネカはこう言っています。
「人間にはもともと狂った部分がある。狂っている時が一番健全で正常なのである」
人間が最も不健全で異常な状態とは何かといえば、それは狂えないということですよ。現代人は冷めてしかものを見ることができなくなっています。
だから狂えないし、不健全、不自然になってしまっている。
狂の中にいる時、人間は一番自分が自分に帰属しているんです。』
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