「長生きなんてしたくない」
そう言う人もいる。
長く生きる意味がないとおもっていたら
長生きなんてしたくないはず。
長生きすることにワクワクはしない。
でも、そんなことを言う人に限って
いがいに
長生きすることもある。(笑)
私の父方の祖母も会いに行くたびに
「今日が最後になるかもしれないから、
明日は死んでるかもしれないし…」
が口ぐせで
よくお小遣いをくれた。
そんな祖母も長生きだったなー。
長生きしたくなる理由の一つは、
誰かから必要とされているから。
この人のためにまだ死ねない。
そんなおもいは生きる力につうじる。
朝起きて誰とも口をきかない。
だれからも連絡がこない。
そんな一日を過ごしている人も少なくないはず。
そんなときに、
近所のスーパーマーケットに行き
大体同じ時間に同じ顔ぶれのお客さんと
出会える。
そして、
いつもの店長さんやレジの人とも会う。
「いらっしゃいませ」
「お元気ですか?」
たわいもない会話だけど
一日のなかで唯一誰かと話す時間。
「また元気に買い物に来てくださいね」
「また明日」
そんな会話に生かされる。
それが“食育コミュニケーター“のいる
お店。
今回の『食と健康の未来塾』では
高知市を拠点に23店舗の食品スーパーを展開し、
社内に100名以上の食育コミュニケーターを養成している株式会社サニーマートの出水佐知さんに
お話しいただきました。
まさに地域の台所。
家族のような存在。
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