「愛」について

『世界の学者が語る「愛」』
(レオ・ボルマン編「西村書店」著)
を読んでみた。

約50か国の100人以上の学者らがそれぞれの研究テーマに沿って「愛」について書いたものを一冊に
まとめた本。

目次のそれぞれのタイトルも興味深いが

研究者たちの文章も各自の専門性の違いから
まとめる「愛」であり、それぞれに興味深い。

文字が読めたり、計算ができるのと同様に
「愛」についての教育を、
人は生まれたときから受けるべきだと
私は真剣に思っている。

飢餓や戦争、殺人、貧困を無くすためには
誰もが根底に「愛」を体感することだと思う。

でも、
「愛」とひと言でいっても
説明はなかなか難しい。

だから、生まれて死ぬまで「愛」を学び、経験し、成長し、分かち合うべきだと思う。

ハーバード大学にて博士号を取得した
社会心理学者のベラ・デバウロ氏は文中にこう
書いている。
「あなたが生涯をかけて愛するのは誰だろ。
ひょっとしたら「誰か」ではなく、
「何か」かもしれない。
あるいは、たんにひとりの人間よりも、
ずっと大きなものを愛するかもしれない…」

政治家は、世界の平和を愛し、民を愛して行動すれば、きっとこの世の中はもっとましな世の中になるのではないだろうか。
まあ、文句や不平、不満を言っても仕方ない。
先ずは自分が自分の愛するもの真剣に、
本気で愛さなくてと思う。


おいしいハート

「人」を「良くする」 食と人をとおして 笑顔としあわせに通じる 生き方の提案をしています。

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