そのままに…生きること。眠れないときは眠れない理由がある。寂しさ、不安、寝すぎ⁈…。食べられないときは食べられない理由がある。運動不足、嫌い、心配、満腹、遠慮⁈…。でも、しっかり食べてしっかり寝てしっかり笑って過ごせること。 ここに究極の満足。至福の喜びが見出せる気がする。“幸せのバロメータ”。そのままに…“素”のすがたで喜べる生き方。しっかり食べてしっかり寝ることができる。一緒にいてもそれができる心地よさ。心地よさは“幸せのバロメータ”。そんな一緒に…を味わえる大切な存在。そんな存在に出会えたら…それにちゃんと気づけたら。そんな存在を大切に一生涯いや、来世までもみすえて大切に育もう。30Jul2019石原奈津子 ブログ
余韻嫋々〜出会いの余韻をたのしむ瞬間〜出張からもどると数枚の暑中見舞いの葉書が事務所の机の上に置いてある。そのなかの一枚には見慣れぬ女性の名前。読み進めるうちにふとよみがえる。そうそう先日、立ち寄った行きつけの店で話しが弾んだあの女性。帰り際に渡した私の名刺をたよりにご丁寧に達筆で葉書を送ってくださったのだった。ボランティアで何度も海外へ行き国内では「子ども食堂」のサポートもしていると、いきいきと話してくださっていた。おとしたしか70代…と。“誰かのために生きることが生きがいよ。”そんなふうに話してくださっていたのが強く印象に残っている。「島根に行きたくなりました。」そう書いてくださっていたのもまたうれしい。島根にご案内できる日が再会の日になるといいな。29Jul2019石原奈津子 ブログ
「食卓」からのメッセージ「愛情はなによりもの“薬”」母が寝たきりの祖母を介護していたときの口ぐせ。目に見えない“愛情”で丁寧に祖母と向き合っていた12年間は、肉体的にも精神的にも母にとっては過酷だったはず。でも、母は笑顔で私たち家族にも身近な人たちにたいしてもいつも愛情を注いでくれていた気がする。それは母と向き合う日常のあたり前の「食卓」で感じていた。笑顔あふれる食卓こころ落ち着く食卓無言でも気にならない食卓語り合える食卓知らない人や知っている人が一緒の食卓そのままでいられる食卓が私にとっての母と向き合う「食卓」だった。だからそんな「食卓」をふやしていきたい。そのままでいられる、そのままで喜べる場所。“愛情”は目には見えないけど生きる力につうじる薬だから…...28Jul2019石原奈津子 ブログ
目には見えない人と一緒に食べる臨床心理士の室田洋子先生からきいた話し。「食卓は大切だと伝えてきたけど…最近、あるご高齢の女性から伺った話しで、ごはんはいつも亡くなった夫の遺影がある仏壇の前にテーブル置いて亡くなった夫と会話しながら食べてます。っておっしゃったのよ」心許せる人と一緒に囲む食卓もあり一人でゆったりと向き合う食卓もありでも、こんなふうに亡くなったひとにおもいをはせたり、目には見えない存在をしっかりと感じながら向き合う食卓もありだなーて。今は亡き母を思い出しながら家族や親戚と囲む食卓も幸せだし、目の前にはいない大切な人におもいをはせて、“ちゃんと食べてるかな?”“元気にしてるかな?”とおもいつつ向き合う食卓もある。目には見えない存在をしっかりと感じられる...23Jul2019石原奈津子 ブログ
じぶんの解釈しだい“すべてはじぶんの解釈しだい”46年も…なのか46年しか…なのかどちらの解釈もできるのだけどここ最近、じぶんの「年齢」について考えることがしばしばあった。いかに世間の常識…やら一般的に…やら普通は…にとらわれているのか。驚いたり戸惑ったりしていた。ふだんはまわりの人たちに「常識や普通は…なんて枠を超えて、しぶんの人生に前向きに楽しくチャレンジしよう!」なんてエラそうに話していたのにいざ!って言うときには私がかなり枠のなかで生きていたと気づいて恥ずかしいやら、情けないやら。まだまだ修行が足りんなーと反省もした。ひとまず、年齢にとらわれない生き方をしよう!年齢なんて気にしないよーって、そんな生き方と世界で生きよう。21Jul2019石原奈津子 ブログ
講演あとのトイレにて講演が終わりトイレに行くと「先程はおはなし聴かせてもらい、ありがとうございました。同僚が石原先生に質問があるそうなんですが、いまトイレに入っていて」と声をかけられた。トイレから出ると先程声をかけてくれた女性ともう一人可愛いらしい20代の女性がふたりで待っていてくれていて「質問したいのですが…。先生が食卓で大切にしていることって、ありますか?」と声をかけてくれる。私が大切にしていることかー。「おいしく、ありがたくいただくことですね」たとえ一人の食事でもファーストフードでも…。おいしくいただく感謝していただくこと。そして、もっと明確にいうと一緒に食卓を囲みたくない人とは一緒に食べないことかな。一緒に食卓を囲む人は、わたしにとって大切な人...15Jul2019石原奈津子 ブログ
松山でおもうこと講演で松山に来ています。その地域に行ってみないとわからないことがある。その地域に行かないと出会わない人がいる。民俗学者の宮本常一のようにその地を訪れ、その地に住む人の暮らしやことばを記録をし、その地にただよう魂をも大切に守り伝承した生き方に憧れる。すべての「生」をリスペクトして生きていきたい。なんて、雨の松山にてふとおもう。13Jul2019石原奈津子 ブログ
これからの食のあり方毎年楽しみにしている三菱食品の展示会『ダイヤモンドフェア』へ。懐かしい顔ぶれに再会できる日。一緒に考え、ときに一緒に戦い一緒に喜びを分かち合ってきた仲間や人生の先輩らに再会できる日。ひと昔前の展示会のように試食を大量に準備し食品廃棄を増やすのではなく、まさに“情報こそ価値”を追求した内容。グロバールかつ緻密な調査と分析と今後の食のあり方を提案。簡便な食。便利な買い方。でも変わらない健康志向と体験型の食と暮らしの提案。HACCPへの対応。キャッスレスの決算。パーソナライズした「フードライフパートナー」としての提案、などなど。私たちもまだまだ役割があることを再認識できた内容でもあった。11Jul2019石原奈津子 ブログ
モヤモヤする夜一日が終わって“今日もよく働き、よく笑ったなー”と一日に感謝して寝床につく日。普段はそんな日のほうが多いのに、ときにモヤモヤして寝つけない日がある。そんなときはノートを取り出し自問。なんでモヤモヤしているのか。モヤモヤは消せないのか…。モヤモヤの原因はいくつもあって自分を責めていたり迷っていたり怖くなっていたり。といろいろな感情がわき上がる。そっかー、こんな感情を押し込めていたからモヤモヤしてたんだー。自分のモヤモヤからわき上がる感情をじっくりと味わってみる。忘れていた赦していたと決着していた出来事からのモヤモヤが次から次からあふれてくることもあるし。過去にまだ生きてるな。未来に生きようとしているな。と。目の前にはゆっくりと眠れるベ...08Jul2019石原奈津子 ブログ
食べることは生きること。柴田明夫著『食糧争奪』を読んだとき“まさか…”って思っていたけど…あきらかに私たちの食卓は変化しています。ふと考えてみたら、私が子どもの頃には「キュウイフルーツ」も「マンゴー」も「ズッキーニ」も食べていなかったのだから、食材も味付けも環境も当然だけれど変化はし続けています。そして、いよいよ「昆虫食」の再開⁈いや、やっぱり手料理の良さの再確認が大切!! などなど、といろいろと「食」について、これからの暮らし方について考えたこの週末。ヒントになる本を探しに本屋めぐり。気になっていた映画を観たり。一人でも多くの人が「食」を通して自分らしく幸せに生きることができるために、食べ方も生き方も選択肢は無限にあることを伝えたいな。07Jul2019石原奈津子 ブログ