器が大きい人 器が小さい人日が暮れるのもはやく感じる今日この頃。ガラスの器にも「今年の夏も、ありがとう」そう心の中で伝えながら食器棚の奥へと片付けた昨夜。並ぶ食器をマジマジとながめて日本人ってすごいなーとあらためておもう。ご飯茶碗に香物の小皿どんぶり茶碗に汁物茶碗和洋中の食器も大中小とそれに、箸置きまでいろいろと。食をとおして生みだす知恵に工夫に楽しさまで。器には人間の叡智や美が詰まっている。それを人間にたとえて「器の大きい人」「器の小さい人」と表現しだしたのもまたおもしろい。成幸者といわれる人たちに出会わせていただくと、やっぱり「器が大きいなー」とおもうことがしばしばある。受け入れ、許し、愛する力が半端ない。器のなかにすっぽりと入れてしまうのは家族。部下。...30Aug2019石原奈津子 ブログ
祈りとともに祈りとともに九州北部の大雨。数時間の間に1ヶ月分の雨量とか河川の防波堤が決壊寸前とか…。入ってくるニュースに心配が募り福岡と佐賀に住む友人、知人にメッセージを送った今朝。「いまのところは、大丈夫」の返信に…いまもこれからもみなさんが無事で過ごせるように祈るしかない。防波堤の強化事前の避難や予測の告知防災備品の確保など。私たちが出来ることはあるはず。でも足元からできること土に感謝し、水を大切にし、空気に敏感になることかもしれない。自然に生かされていること。自然の偉大さと脅威を忘れないようにすること。いつの時代も自然と向き合い、祈り、敬い、環境を整備し、進化と発展をくりかえし続けてきた私たち人間。自然とともに、自然にいかされていることを...28Aug2019食卓カウンセラー ブログ
どんどん捨てる。ありがとうと一緒にどんどん捨てる。捨てて手放したモノ、コト。あー、ごめんなさい。でも、これまでありがとうございます!!って、こころの中で伝えながらどんどんと捨てた。手放すことは、新しいことに出会えるから…。執着せずに自分の内側と腹から湧き上がることに集中してどんどんと捨てる。思い出があるモノも…。そしたら新たなトキメキが。ただただここに向かう素直なこころ。あるがままに…そのままに…。手放してよかった。捨てて…ほんとうによかった。だって「いま」があるから。目の前のあるがままの美しい、楽しいに、ありがとう!!26Aug2019石原奈津子 ブログ
価値観が共有できる縁なにを食べるかも大事だけど、食を通して、生きることは素晴らしい。生かされているって、有難いこと。 そんなことを皆んなと一緒にずっと、ずっと体感しつづけたい。食べるために生きるために大切なことは呼吸を整えること。しっかり噛んで、ゆっくり飲み込むこと。目の前の食事に意識すること。そんな食の大切さを学び楽しさを体感する「食育コミュニケーター」養成講座。今週も新たに食育コミュニケーターが誕生した。あと3年で、目指せ1万人!食の楽しさ、大切さを共有できる仲間たちが増えていくことがありがたいな。25Aug2019石原奈津子 ブログ
カンボジアから…カンボジアからプノンペン大学のワンダ先生が来日。久々の再会だった今夜は懐かしい話しから日本語の美しさについてなど、尽きない話しでうれしい再会のひと時を過ごした。出会ってから10年。プノンペン市内で食育コミュニケーションのセミナーをしたり、カンボジアの家庭料理を教えてもらうためワンダ先生のご実家でお母様の手料理をいただいたのも懐かしい思い出の一つ。今回は学生を連れて立命館大学や国内での日本語研究とワークショップで忙しい合間に再会が実現。年々、プノンペン大学でも日本語を学ぶカンボジア人が増えているという話しも嬉しかったなー。24Aug2019石原奈津子 ブログ
目標にしたい生き方この人の物事のとらえ方、生き様。考え方が大好き!もちろん尊敬し憧れの人でもある。“ふーちゃん”こと入江富美子さんとのティータイム。笑うわ、しゃべるわ。聴く。気づく。反省し、感謝する。そんなこんなであっと言うまに気づいたら3時間以上が経過。好きな人との時間って、なんでこんなにも一瞬で過ぎてしまうのだろう。ふだんはつい時間に追われ時間に縛れ時間を管理し時間に敏感なのに…。大好きな人と一緒のたのしい時間は2人だけのときの流れが存在する。ふーちゃんが監督して撮った映画は、『4/1の奇跡』『天から見れば』『光彩〜ひかりの奇跡〜』すべてのテーマはきっと、“そのままで、大丈夫”。笑って笑ってまた笑って。すっきりした。あー、ありがたい時間。有難い一...22Aug2019石原奈津子 ブログ
100年先まで 食育コミュニケーション月と太陽があるように、明も暗もある。そして、裏と裏があるように、善も悪もある。何を食べたらよいかとよく質問される。でもねこの世に必要ないのに存在する食品なんてない。そのときその時代に必要とされて“その食”は存在しているのだから。だから役割を終えて消える食はたくさんある。良い悪いで判断せず“そのときのあなたに本当に必要な食”を選んでほしい。そのためには自分をちゃんと知ること。自分としっかりと向き合うこと。まわりの情報や頭に入る知識だけで判断せずに自分の五感と直感を信じて選ぶ力を身につけてほしい。これこそが私たちの提唱する“食育コミュニケーション”。良いや悪いで判断せずに自分と向き合って楽しみながら食の大切さを体験し、味わってほしいな。...18Aug2019石原奈津子 ブログ
「お」がとれて伝わっている⁈“おふくろの味”の「お」がとれて“袋(ふくろ)の味”が伝わっている時代⁈新宿の某小学校で講演したとき質問するわたしに一瞬かたまってしまった子ども達。「みんなのおふくろの味を聞かせてくれるかな?」“おふくろの味”は、すでに死語だったのだ。質問の意味さえわからない子ども達の素直な様子。26歳のとき、母は56歳で余命宣告を受けあっけなくあっという間に亡くなってしまった。母の死後、後悔していることといえば、間違いなく母の手料理を直伝してもらわなかったこと。母のつくる茶碗蒸しもスイートポテトもでんぷんも、筍の煮しめも…。正確にはわからない。記憶を頼りにつくるしかない。袋の味もどんどん進化し美味しくなっている昨今たけど、やっぱり大切な人のために...16Aug2019石原奈津子 ブログ
コミュニケーションの向こうには『日本食育コミュニケーション協会』を設立したときにこだわったのは、「食育」と「コミュニケーション」の二つの意味。「食育」は、食のさまざまな体験をとおして自分に合った食を選ぶ力を育むこと。そして、もう一つの私の強いこだわりは、「コミュニケーション」。「コミュニケーション」とは、“共感すること”“分かち合うこと”。自分に合った食と出会えたらそれを身近な人とわかちあってほしい。そんな願いから協会の名称をつけた。もちろん人生もそうでありたい。分かち合いを大切に。互いに共感しあえる機会と関係性を育み続けること。このお盆休みも懐かしい顔ぶれとの再会や普段よりも大切な人とゆっくりと過ごせている人も多いはず。食とコミュニケーションをとおして喜びを分...15Aug2019石原奈津子 ブログ
感動を与えられる人誕生日を迎える30分前の夜11時30分過ぎ。スマホにメッセージが…「あと30分が待てませんでした。お誕生日おめでとうございます!!」知人からのこのメッセージにおもわず笑いがこみ上げてきた。うれしさと同時に感動。こんなふうに相手を喜ばせることができる知人がすごいな。って。あたり前にあたり前のことをせずあたり前以上のことをして、相手に喜びや感動を与えられる人になりたいなーって。その知人からあらためて教えてもらった誕生日の前夜だった。そしてふと思い出した一冊。天才たちはきっと自分が自分のすることに感動した先に未来への喜びや感動があることを知っていたのかもしれないな。09Aug2019石原奈津子 ブログ
祈りの日祈りの日。広島原爆の日から74年。戦争のないこの日本に生まれたことは有難いこと。被爆された犠牲者の皆さま。大切な人を失った方々。罪と悲しみを背負って生き続けていらっしゃる人々。平和であることはあたりまえではないこと。忘れちゃいけない感謝と祈りの日。世界が平和でありますように。あなたもわたしも平和でありますように。05Aug2019石原奈津子 ブログ
幸せに生きる道を歩く歩いていたらトラックのドアが突然ひらく。あと2歩前を歩いていたらまちがいなく私の頭と右頰は大打撃をうけていたはず。なにごともなくてホッとした。と同時に“守られてるなー”って感謝がふつふつとこみ上げてくる。すべて起こることに意味がある。だからもう逆らわないこと。悔やまないこと。このままでいいんだ。このままに…ただただ感謝して生きる。それが幸せに生きる道を歩くこと。02Aug2019石原奈津子 ブログ