『風の牧場』がミュージカルに「ことばには“翼”がついてます。だからこそ、夢をことばにして口に出して伝えましょう」「命の大切さを“風の牧場”から伝えたい!!」樋口 静子 (Shizuko Higuchi)さんの夢。静子さんの夢は酪農家である樋口家のお父さんの夢が原点。佐賀県の太良町にある教育ファーム『風の牧場』を舞台にしたミュージカルが本日、大阪にて上演されました。企画から総合プロデュースは磯部 宗潤さん。演じたのは磯部さんのおもいを具現化した劇団WAOの皆さん。命を支える“命”の経営=牛を大切にする酪農経営。あたり前のようであたり前ではない命を大切に経営すること。食と命と美味しさを届ける樋口ファミリー。長女の上野 ちひろちゃん。義息子上野 英一ちゃんの存在もな...28Sep2019石原奈津子 ブログ
若い人から学ぶもう30年も前になるけどアメリカのカリフォルニア州で高校生活を送っていた頃、アメリカ人はTシャツの上にカーディガンを羽織っていたり、冬でもサンダルを履いていたりと季節感のないファッションに少々、驚いた記憶がある。でも今では日本も同じ。9月も下旬に入っているけど半袖の人。サンダルの人もいるし、私自身もまたおなじだ。季節はずれの台風や観測史上最大風速などと気候の変化には脅威さえ感じる。スウェーデン人高校生の環境活動家グレタ・トゥンベリさん16歳が、気候変動対策についてダボス会議で発言し注目されている。気候の変化を受け、自分たちの暮らし方を見直すこと。わかっていてもなかなか行動にうつすことは難しいなか、世界中の若者たちが積極的に行動してい...24Sep2019石原奈津子 ブログ
食わず嫌いをやめてみない?「食わず嫌い」食べたことがないのにはじめから嫌って食べないこと。そんな食べ物を一度は食べてみませんか?と体験してもらう機会をつくるのも“食育コミュニケーター”の仕事。べつにこれ食べなくてもいいでしょう。なんでも食べる必要ある?そんなふうに言われることもよくある。たしかになんでもいろいろと食べなくてもひとは生きていける。でもね食べたことのないもののなかに人生を変えるような最高だ!とおもえる美味しさがあるかもしれない。これ好き!とおもえる新しい味に出会えるかもしれない。人との出会いもそう。“あの人、嫌い”ちゃんと話したこともないのに勝手に嫌い。苦手。そんなふうに思いこんでる人がいる。じつはそんな人のなかに人生の最幸のパートナーがいたりす...22Sep2019石原奈津子 ブログ
生き抜くための「鏡」気づけば14年。食育コミュニケーターを育成するために全国行脚をしてきた。嵐の日もわが子が乳飲み子のときも…。およそ4000名の食育コミュニケーターに認定書をお渡しできたことは、私だけではなくてこれまでの出会い支え、励ましてくださった皆さんがいてくれたからこそ。決して私だけの力ではない。世の中がより良い方向に向かっているのかどうか…正直、私にはわからない。でも、かならずや今より良い未来に通じていると信じて、微力ながらも「今」をしっかりと生きること。そう信じて毎日を生き抜く。目の前の人の笑顔を見て。明日も誰かの笑顔のために。生きて。生きて。ありがたく生きる。あなたに出会えたから。あなたのために。そうおもえる鏡となるような存在に出会えたこ...15Sep2019石原奈津子 ブログ
あることに“頭(こうべ)を垂らす”「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」厳しい残暑が続くなか関東地方を襲った台風15号。千葉県内ではいまだに停電や断水がつづく地域があり、生産者や独居老人の悲痛な声がSNSからも流れてくる。家畜に水がやれない。飼っている動物さえ命が危険。そんな情報を見聞きし、あらためて動物も家族同様だと痛感する。たとえそれらが“経済動物”であっても…。頭(こうべ)がたれるほどに実る畑を目にしながらこの光景が見れることは平和であることだと、改めてありがたく感じた。雨風にも耐えてくれたからこ今年の新米は収穫できる。手間をかけ手入れし収穫してくれる生産者がいるから新米も口にできる。それにもまた感謝。あたりまえのようだけど、あたりまえじゃないことがいっぱい...14Sep2019石原奈津子 ブログ
支えと勇気の循環「だれにも言えなくて」立場上なのか…こんな告白をときどき聴かせてもらう機会がある。人間関係のこと。お金のこと。病気のこと。仕事のこと。それはその人にとって人生最大のピンチであったり、暗闇のなかに閉じ込められたような不安であったり、答えが見出せないような恐怖感であったり、恥ずかしいと思うような出来事であったりする。私が「答え」をだすことはできないけど…。私にも不安や恐怖感や絶望の底に落ちた経験はいくどとある。でも、そんなときは必ず身近な人たちが支えてくれて、どんなときも寄り添ってくれて救われてきた。 だから私もまた、自分がしてもらったように大切な人の支えや勇気になりたいと思っている。だれかに話すことで違う視点でその出来事をと...08Sep2019石原奈津子 ブログ
人生最初で最後の一日どんな「問い」をするかで人生のみえかたや進み方は変わります。「今日が人生最後の1日だったら何をしたいですか?」「今から食べる食事が人生最後の食事なら、誰と何を、どこで、どんなふうに食べたいですか?」私のセミナーで受講者のみなさんに質問すると答えはいろいろ。それぞれの人生が違うからこそ互いに尊重しあい、互いから学びや気づきを与えてもらえます。でも共通していえることは「今日が最後の1日」「これが最後の食事」なんておもいながら生きている人はほとんどいないということ。もちろん私も同じく…です。1日、1日を精一杯に生きているつもりでもまたは必ずある。明日は来る。そうおもって生きているところがあります。 でも、それはあくまで「約束手形...05Sep2019石原奈津子 ブログ
美味しいね。美味しいって、ことばが好き。「美しい」「味」。美しい食材を美しい器に美しく盛り付けられた料理。美しいこころでつくり美しいこころでいただく美しいあなたと向き合いながら幸せだな。いつもいつもいつまでも…美しさを感じられること。平和であることがありがたい。04Sep2019石原奈津子 ブログ