感情と向き合う先日ある会でご一緒した疲労や健康長寿の研究をされている医学博士から、これからまだまだ新たな感情がみつかるかもしれないという話しを伺った。ハーバード大学の研究結果では、希望は絶望のあとにおこる感情であるとか…カリフォルニア大学の学生は、感情は27種類あると論文で発表もしている。人間ほど豊かな感情をいだきそれによって行動が変わり生き方の選択をしている動物は他にない。だからこそ「感情」と向き合うことが新たな可能性を見出すことにも通じるはずと私は考えている。目の前の人や出来事にたいして、「負」の感情で生きるか「正」の感情で生きるかもすべては自分次第。まだまだだけど…できるだけすべての出会いも出来事も愛情につうじるような感情と生き方をしたいな...27Oct2019石原奈津子 ブログ
今ここに…呼吸は、字のとおり「呼」=吐く「吸」=すうの順になっているが、まずはゆっくりと息を吐きだすこと。「ゆっくり深呼吸してみましょう」と講座やセミナーの前に声をかけると、大半の人が思いきり息を吸う。まずはゆっくりと吐きだすこと。鼻からゆっくり、ゆっくりと息を吐きだし、それから鼻からゆっくり、ゆっくり吸う。それを数回、くりかえす。できるだけ「今、ここに」集中してゆっくり吐きだし、吸ってみよう。“今、ここに在ること“に感謝しながら。22Oct2019石原奈津子 ブログ
キンモクセイの香りに包まれて風にのったキンモクセイの香りに包まれる。あー、今年もまたこの季節を迎えたなと、香りがおしえてくれる今秋。夜風のなかでいつもより少し長く歩きたくなる…この香りが好きでも、もしかしたら…いまの私とおなじようにそうおもってこの香りを待ち遠しく待っていて失った命があるのかもしれない。そういまこの香りに包まれることはあたりまえのようであたりまえじゃない。だからいまキンモクセイの香りに包まれてゆっくり深呼吸してみた。15Oct2019食卓カウンセラー ブログ
祈りとともに台風19号の被害の状況が一夜明けて明らかになるにつれて、東日本大震災が発生した日の夜を思い出した。テレビの画面越しに目にした光景が信じられなくて、おもわず号泣してしまった。戦争でも起こったのか本当にこんなことが起こってしまうのか…と、人間の悪の部分もさることながら、自然の力には敵わないという現実を思い知らされた気がした。2011年3月11日。台風19号が関東を直撃するといわれた前日の11日には関西に戻る予定だったけど、品川駅構内は多数の人が押し寄せ自由席乗車では改札内には入れないとのアナウンスが流れていた。乗車予定の新幹線は20分遅れで発車。乗車口からトイレの前までたくさんの人が立ったまま乗車していた。自宅に戻ってイヤな予感は的中。...13Oct2019石原奈津子 ブログ
食歴のなかに、生まれた喜びの体験を学歴も大事かもしれないけれど食歴(しょくれき)も大事。なにを食べてきたか。だれと食べてきたか。どう食べてきたか。つい先日読んだ一冊『ケーキの切れない非行少年たち』著者は児童精神科医でこれまでに出会った少年たちが犯罪を起こす前に罪とは何か。反省することさえ理解できないという。すべての非行少年たちがそうであるとは断言できないけれど、家族や友人らと楽しく誕生日ケーキを食べ、分かち合った経験さえしていない子も少なくない。一緒に買い物し一緒につくり一緒に食べること。「一緒に○○○」のなかにうれしい。楽しい。を感じ、共感の喜びや満足感存在意義を体感すること。どんな命もすべてが大切な命「生まれてきてくれて、ありがとう」そんなふうにすべての子ども達...07Oct2019石原奈津子 ブログ
噛み合わない人と「8020」とは…。80歳まで20本以上のじぶんの歯で食べよう。じぶんの歯でしっかり美味しく食べながら、長生きしよう!というスローガン。食べるときに大切なのは口舌もちろん、呼吸。そして、歯。“この人とはなんだか噛み合わないなー”という表現をするように人との相性も“噛み合わせ”は大事。そして、呼吸が合う阿吽(あうん)の呼吸って、いうぐらい呼吸が整うことも大事。この人と一緒にいると呼吸が荒れる歯をくいしばる…なんてオススメしない相手。 食べることは、生きること。ことばのなかにしあわせに生きるヒントがいっぱいあるから噛み合わない人呼吸の合わない人は味わい深い人生を送るには合わない相手かも…。きっと、あなたに合う噛み合う人呼吸の合...03Oct2019石原奈津子 ブログ
今日から新たなスタート「今」がじゅうぶん幸せならどんな過去も受け入れることができる。「過去」がじゅうぶん幸せならどんな今も乗り越えられる。10歳ぐらいの頃両親とドライブに出かけ後ろのシートにひとり座ってふと窓越しの景色に目を向けたらからだじゅうから「わたしって、世界一しあわせかもしれないなー。」と、ふとわき上がった深くて、 とてもしあわせな感情とそのときの景色を今でも鮮明におぼえている。経済的にも社会的にもごくごく普通の家庭ではあったけど可愛がってくれる親戚のおじやおば達。いとこ達。そして、無条件に私を受け入れて愛してくれる両親がいることがけっして、あたり前じゃないことをなんとなく理解できていたのかもしれない。それからずっと、あのわき上がったお...01Oct2019食卓カウンセラー ブログ