歩み寄る勇気と仲間たち足をひきづりながら、まるで自衛隊の”ほふく訓練“のように必死に横断歩道を渡ろうとする青年がいた。信号は点滅していてそろそろ赤になろうとしたので思い余って彼に近づき声をかけると、「足を骨折しています」と痛そうに訴える。横断歩道の近くでティッシュを配っていた若い女性も駆け寄ってくれて二人で青年の両脇を抱えて急いで横断歩道を渡り切る。そこにもう一人名札をぶら下げたスーツ姿の女性も近づいてくれて、一緒に彼の話しを聞いてくれた。「人に殴られたり、蹴られたりして骨が折れている。警察にも連絡したけどお金がないから病院にも行けないと、警察官に言われた。だれもぼくのことなんて、助けてくれない。助けてくれないんだー!」と苛立ちながら声を荒げる。身につけ...28Mar2020石原奈津子 ブログ
ネットで授業。その先に…“未来の学校“ 2016年4月にKADOKAWA✖️ドワンゴによって創立された『N校』にお伺いしてきました。今だからこそ、あらためて注目すべき教育の場と機会を提供している学校であり教育サービス。ネットと通信制高校としてスタートし、全国各地から入学可能です。卒業生から在校生は多種多様な生き方をしています。難関大学に進学する生徒。好きなことで起業する生徒たちや声優、ネイリスト、農家、YouTuber、プログラマーなどなど。授業のほかに「ネット遠足」やバーチャルな空間でのクラブ活動も盛んとのこと。でもやっぱりリアルにつながりたいと生徒、保護者からも声があがり現在、沖縄本校を含む9校でスクーリングも実施しています。食と自然と命のつ...25Mar2020石原奈津子 ブログ
目に見えないエネルギーを感じる出会いパワフルな人が発するエネルギーって、間違いなくある。目には見えないけど、しっかりと体感する。昨日、友人の紹介で同年代の経営者にお会いし、これからの食のあり方について意見交換をした。自ら農業をはじめ経営する会社の社員と社員の家族の食糧を確保していくとのことだった。米作りは既にはじめていて収穫も1回終えたとのこと。その責任者を友人が担っていた。地元の行政、農家とも連携し、「食」の生産、流通、消費の新しい仕組みづくりを作り上げると熱く語ってくださった。その出会いの帰り私の体じゅうに力が湧いてくる感覚がわかった。行動すること。挑戦すること。一生懸命に身近な人、社会のために生きる人。そんな人との出会いこそ、生きる力になるのだと…。17Mar2020石原奈津子 ブログ
「愛」について『世界の学者が語る「愛」』(レオ・ボルマン編「西村書店」著)を読んでみた。約50か国の100人以上の学者らがそれぞれの研究テーマに沿って「愛」について書いたものを一冊にまとめた本。目次のそれぞれのタイトルも興味深いが研究者たちの文章も各自の専門性の違いからまとめる「愛」であり、それぞれに興味深い。文字が読めたり、計算ができるのと同様に「愛」についての教育を、人は生まれたときから受けるべきだと私は真剣に思っている。飢餓や戦争、殺人、貧困を無くすためには誰もが根底に「愛」を体感することだと思う。でも、「愛」とひと言でいっても説明はなかなか難しい。だから、生まれて死ぬまで「愛」を学び、経験し、成長し、分かち合うべきだと思う。ハーバード大学...14Mar2020石原奈津子 ブログ
お墓参りで自分にかえる。今月も母のお墓参りに行けました。お墓参りは行くというより行かせていただく日。母が生前、姉妹らと相談しご先祖代々の墓も姉妹の家の墓も同じ敷地内に移築していたので母のお墓参りに行くと三家の墓をまわってお参りさせてもらいます。お墓に行くと、ぐっと近くに母を感じます。心のなかではいつも一緒にいるようには思っていても、お墓をきれいに掃除しているうちにもっともっと近くに母を感じます。ご先祖様が生きたその時代、そのときも疫病、貧困、戦争などあらゆる困難に直面しても生き抜いて今の私があるわけです。本当に有難い。有難いことです。お墓のまえで改めてご先祖様にも感謝を伝えました。10Mar2020石原奈津子 ブログ食卓カウンセラー ブログ
生まれ変わる日空を見上げたら春の到来を知らせる爽やかな青空が広がっている。人間からの見返りなどいっさい求めずに空気はあるし、花々は美しく咲いている。愛に包まれて生かされている「今」。さあ、感謝と共に歩み出そう。古い価値観も古傷も違和感のある関係性もすべて絶ち新しい季節と自然に学び生まれ変わろう。新しい季節と新たな息吹を感じながら「今」を、生き「今」に生きよう。昨日までの自分とは決別し生まれ変わる新たな私。この一瞬、一瞬と生かされている愛と感謝に生きる。07Mar2020石原奈津子 ブログ
言霊(ことだま)の力を信じる電車のなかも、普段は人が溢れている場所も人の数は確実に少なくなっています。出会う人。話す人。不安を口にする人もいれば、今こそ新しい生き方のはじまりだと希望を口にする人もいます。起こっている出来事は一つでも、受け止め方も、その後の行動も人それぞれです。「言霊(ことだま)」といわれるように、日本語にはことばに宿る霊的な力があると信じられてきました。不安や批判、恐怖ばかりを口する人や企業と一緒に過ごしたり、一緒に仕事をしたいですか?それとも、希望や喜び、感謝や思いやりの言葉を口にし、行動する人や企業と一緒に過ごし、仕事がしたいですか?人が困っていることや心配していることを利用し、お金儲けをしようとする企業の商品やサービスを購入したいですか...05Mar2020石原奈津子 ブログ
自然の恵みに感謝して、免疫力を上げましょう。3月5日は二十四節気のひとつ「啓蟄(けいちつ)」。土の中で眠っていた虫たちが春を迎え土の中から出てくる時節です。自然界に生きる虫たちにとって人間界のこの騒ぎをどんなふうに見ているのでしょうか?「フードファディズム」と言われるように食や栄養に関する情報を過信すること。また過大に評価し行動することは生産、流通、消費に影響が出ますし、「食育」本来の意味である「食の体験」をとおして、自分に合ったものを選ぶ力を身につけることに反しています。こんな時期だからこそ自分自身としっかり向き合い、よく食べ、よく寝て、よく笑い、皆んなで思いやりをもって過ごしませんか?「病気」は「気」からと言うように、不安や不満を口にするより、よく笑い、互いに思いやり、優...03Mar2020石原奈津子 ブログ
感謝の棚卸しセミナーや研修、会議など次から次からキャンセルとなり予定変更を余儀なくされている今日この頃。こんなときにこそ出来た時間を活用して、定期的にやっている「感謝の棚卸し」をしています。生まれたときから今日まで出会った人たちと有難い出来事を思い出しながらお一人お一人の名前をノートに書いて最後に「○○さん、ありがとうございます。」と書いていきます。ノートはすでに6ページ。まだまだ思い出したら名前を書いて「ありがとうございます。」と…。これまでのたくさんの有難い出会い。感謝したい人たちに多く出会わせてもらっている人生です。両親、先祖にはじまり、これまでのご縁があった方々に感謝です。03Mar2020石原奈津子 ブログ