朝ごはんは正しい生活習慣を身につける朝ごはんをしっかり食べる。子どもの頃に母に口うるさく言われると、うるさいな〜と正直うっとうしくさえ感じていたわたしが、今ではわが子たちにたいして同じように言い続けています。18歳までにカラダはできると言われています。何を食べてきたのか、どんなふうに食べてきたのか。その「食歴(しょくれき)」でカラダもこころも育まれています。現代病である「生活習慣病」は、数十年前は「成人病」といわれていました。成人が発病するのではなく、子ども達にも起こりうる病気。生活習慣を正しく子ども達が身につけるために、朝ごはんを規則正しく食べることが生活リズムには欠かせません。そして、成人したら量より質。自分の生活習慣は、自分で管理していくことです。朝ごはんをしっ...09Sep2018今日のおすすめ
ハレの日と酒 ここ最近も元アイドルグループのメンバーが飲酒運転とひき逃げ容疑で逮捕されたりしましたが、酒はほんとうに「悪」なのでしょうか?「ハレの日」と言われる祭り事や祝い事の日に酒は無くてはならない存在です。今日は作家 椎名誠氏の「お酒と人生」をテーマにした話を聴きに行ってきました。酒を楽しみ、旅する作家は、まさに自由でした(笑)ここ最近のおすすめは、“ラム酒”のよう。飲めない人に無理をして飲ませることではなく…飲んで暴れる人に勧めて飲ませるのでもなく…皆んなで笑いと歓びをともにする場にある酒をたしなむ。そんな美味しい酒を体感してはいかがでしょうか。「今日のおすすめ」を読んでくださって、ありがとうございます。09Sep2018今日のおすすめ
食卓はその時代のライフスタイルを反映する食卓をとおしてその時代のライフスタイルが垣間見れます。食べ方は生き方だから食卓からその人の生き方がみえます。バラバラ食の人。ばっかり食の人。孤食な人。小食な人。濃食な人。みんなそれぞれの生き方と食卓があります。サザエさんちの食卓やちびまる子ちゃんちの食卓を囲んでいた時代は、多くの家庭が同じような光景で食卓を囲んでいたのではないかと思います。それが今やみんなの「食卓」はバラバラ。それぞれに違う食卓を囲み、違うライフスタイルを過ごしています。どの食卓が良いとか悪いとか。正しいとか間違っているとか。それも違うような気がします。食卓は日常生活のなかで一緒に至近距離で集い、一緒に食事をしながら過ごせる場です。食卓が笑顔がひろがる場でありますよ...07Sep2018今日のおすすめ
軽いストレッチでからだを動かす記録的な猛暑に続き台風、地震と自然災害が国内のあちらこちらでおこり、自然の恐ろしさを体感する心落ち着かない日々が過ぎています。四季折々の美しい花々や季節の野菜や果物に海の幸。自然が与えてくれる多くの恵みに私たちが感謝することを怠ってきていたのでしょうか。日常のありふれた時間がどれほど美しく、ありがたい時間なのかと痛感します。平和であることは、ありがたいこと。一人暮らしのかた。からだが不自由なかた。お子さんが小さいかた。不安と背中合わせに過ごしているかたがたも多くいらっしゃることでしょう。不安なときこそ、ちょっと気合いを入れてかるくからだを動かしてみてください。手を上げて、ぐるぐる前後に腕を回すだけでも大丈夫。ラジオ体操をおもいだし、...06Sep2018今日のおすすめ
フードロスから日本の未来を考える食べることができるのに、捨てられている食品を、「フード(食品)ロス」と言います。その量は、年間およその640万トン。日本人は世界中から大量の食料を買い付けながら、同時に大量に捨てているのです。なぜ、捨てられてしまうのか。食の循環のあり方から未来の日本のあり方を、みんなで一緒に考える日にしたいと思っています。9月17日はぜひ、渋谷にお越しください。05Sep2018今日のおすすめ
地域の台所をサステナブルな視点で選ぶ食品スーパーは、「地域の台所」的な存在です。近所にどんなスーパーがあるかで私たちの食生活は大きく変化します。安さを追求している店。安心感を追求している店。地域性にこだわっている店。楽しさを提供している店。その店それぞれに特徴があります。日本食育コミュニケーション協会を立ち上げた当時、数年にわたり学ばせてもらいに通っていた食品スーパーがアメリカ合衆国オレゴン州にあります。その名は、『ニューシーズンズ』。フレンドリーさと地域密着を追求し店内では従業員同士、従業員とお客様、お客様同士の笑顔と会話が弾み、店内のあらゆるコーナーは商品に関する情報や食べ方の提案にあふれています。一人一人の買い方によって持続可能な社会に通じていることにも気づかせ...04Sep2018今日のおすすめ
アンドルー・ワイル博士「統合医療」の先駆者であり、雑誌TIME誌で「もっとも影響のある25人」にも選ばれた、アンドルー・ワイル 博士。『癒す心、治す力』『アンドルー・ワイル博士の医食同源』『ヘルシーエイジング』など、ベストセラーも数多く出版しています。人にはそもそも自身を治癒する力を備え持っていることをわかりやすく伝え続け、ハーブや運動、呼吸の大切さなど、まさに統合的にわかりやすく説明する書物も多く出版されています。ワイル博士は日本を愛し、日常的に抹茶を立てて飲む姿も以前、何かの映像で目にしたことがあります。平均寿命と健康寿命にはおよそ10年の間がある現実を前に、私たち一人一人が健康に対して自立した判断と行動を求められるなかで、ワイル博士からの教えは数多...03Sep2018今日のおすすめ
パスチャライズ牛乳パスチャライズ牛乳といえば、わたしが思い出すのは『木次乳業』。パスチャライズとは低温殺菌のことで、木次乳業の「パスチャライズ牛乳」は65度で30分殺菌しています。自然豊かな奥出雲で放牧した牛から搾乳した乳を性質や品質を維持しながら丁寧に管理し商品として流通しています。昭和50年代から化学肥料を使用しない牧草で飼育。国内で先駆けて有機農業にも取り組んできた木次乳業です。私が食の大切さに改めて気づかされたのは長女を出産したとき。木次乳業の佐藤貞之社長にも加わってもらい離乳食の開発に取り組みました。そんなご縁もある木次乳業。ぜひ、機会があったら木次乳業のパスチャライズ牛乳を試してみてください。「今日のおすすめ」を読んでくださって、ありがと...02Sep2018今日のおすすめ
地産地消(ちさんちしょう)と地産外消(ちさんがいしょう)私のふるさと島根県松江市にある「宍道湖(しんじこ)」は、淡水と海水が入り混じる汽水湖で季節ごとに海水の混じり方がかわるため、とれる魚貝類は独自の郷土の味をうみだしています。「宍道湖七珍」といわれる鱸(すずき)、シラウオ、鯉(こい)、鰻(うなぎ)、モロゲエビ、アマサギ、蜆(しじみ)は、代表的な宍道湖の魚介です。わが家の食卓でも子どもの頃から「しじみ汁」は定番の一品。今でも全国に流通している「宍道湖のしじみ」である島根県産と表示されている“ヤマトシジミ”を目にすると買ってしまいます。地元でいただく「地産地消」と、他の地域でいただく「地産外消」とのバランスにより生産者の収入や暮らしに貢献できるのだとおもうと、ふるさとを離れても地元、島根の...01Sep2018今日のおすすめ
お弁当はバランス良く「これっくらいのお弁当箱に、おにぎり、おにぎりちょっとつめて…♪」8月も今日で終わりすでに新学期が始まっている子どもたちもいるようですが、親御さんにとっては、いよいよ弁当づくりの再開です。わが子をふくむ家族の弁当箱をあらためてみてください。ごはん→主食のバランスとおかず→主菜、副菜のバランスはどのようにとっていますか?女子栄養大学名誉教授の足立己幸先生と針谷順子先生が提唱する『弁当箱ダイエット法』は、主食3:主菜1:副菜2のバランスでお弁当箱にしっかり詰めることをすすめています。だれでもわかりやすく実践できる弁当、ダイエット。ぜひ、一度試してみてください。『今日のおすすめ』を読んでくださって、ありがとうございます。石原奈津子31Aug2018今日のおすすめ
「フードファディズムから考える食育」「フードファディズム」ということばを、聞いたことはありますか?〇〇〇と言う食品にこんな効果がある。とメディアの情報が流れると、その食品を買う人が殺到し店頭からその食品がなくなる。ひとつの食品に関して過分、過大に効果を期待すること。それを、「フードファディズム」といいます。メディアを通して知った食品の効果に過大に期待する心理の向こう側には“健康でありたい”という願望があるはずです。そして、その健康でありたいという願望の向こう側には“しあわせに暮らしたい”という願いが込められているはずです。ひとつの食品を食べ続けることがしあわせな生き方に通じているのか。いろいろな食材や食べ方を、旬や地域で美味しく食べること。いろいろな人といろいろと一緒...30Aug2018今日のおすすめ
人を良くする「食」「食」という字を分解してみたら、「人」を「良くする」となります。生まれてから今日まで何かを口にし私たちは生きています。その口にしてきたものであなたは良い人生を歩んでいますか?何を食べるかも大切だけど、だれと、どんな気持ちで、どんな場所で、どんな会話をして食べるのか。それがすべてトータルに「人」を「良くする」に通じているようにおもえます。いつもニコニコ笑顔な人。ひとに親切な人。おもいやりがあって謙虚な人。前向きで明るい人。良い人って、どんな人でしょう?良い人生って、どんな人生でしょう?「いただきます」と感謝で囲む気持ちと「おいしいね」と笑顔で向き合う相手がいてくれたら良い人、良き人生ではないでしょうか。そんなことを考えながら食にかかわ...29Aug2018今日のおすすめ